白川静の本



白川静著作集

中国の漢字の原点を研究して五十年!
白川文字学・古代学の全貌を...

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白川静著作集

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白川静著作集 by 平凡社出版販売株式会社

白川静著作集 全12巻

書籍 商品NO:BSH-104 本体定価89,500円(税込96,660円)
A5判 上製 ケース入り 各巻本体7,000円〜8,000円
漢字を基礎に、東洋の古代を見通す巨大な業績の集大成

白川静著作集の特色

  @著者自らによる五十年にわたる学問研究の厳選された集成。
  A既刊の単行本に加えて、入手困難な論文、そして新たな書き下ろし著作を収録。
  B各巻、編集意図を懇切に書き下ろした著作あとがきを付す。
  C各巻、索引を付してキーワードの検索が容易。
  D著作年譜・著者年譜を付し、学問の全貌を知るに便。


白川静著作集 全12巻の内容

第1巻 漢字T     本体定価7,000円(税込7,560円)
 〔説文解字〕の全体的批判を試みる〔説文新義〕(全16巻)を刊行するかたわら、還暦にしてはじめて書き下ろした
 一般読者に向けた幹事の簡明な概説書、 そして著者の文字学の出発を示す記念碑的な論文と最新の書下ろし論考を収
 録。  漢字/漢字百話/訓詁に於ける思惟の形式について/中国における古代文字学/呉大澂の文字学(書き下ろし)

第2巻 漢字U     本体定価7,000円(税込7,560円)
 漢字それぞれが生み出された古代社会と文化のなかで理解することが当然の手続きであるという方法的自覚から、
 甲骨・金文資料を駆使して主題を 明確にしながら漢字のことば典であり、ことがら典でもあるように体系立てられた
 著者ならではの独壇場。 漢字の世界/漢字の思考

第3巻 漢字V     本体定価7,500円(税込8,100円)
 領域の甚だ広くかつ日常性豊かな文字学を歴史的・精神史的に扱うとともに、民俗にまで踏み込んで筆を遊ばせた
 著者の喜寿と八秩を記念して纏められた 随筆二著。文字逍遥/文字遊心

第4巻 甲骨文と殷史     本体定価8,000円(税込8,640円)
 戦後まもなくの時期、次第に明らかになる殷墟発掘の報告と甲骨文資料を集中的に使って、古代王朝殷の社会構成を
 問題にしたポレミークな諸論考と甲骨図版をふんだんに示しながら、殷王朝の謎の世界を一般に親しみやすくさせて
 くれた単行本を収録。
 甲骨文の世界/卜辞の世界/卜辞の本質/殷の社会/中国古代の共同体/殷の族形態/殷の基礎社会/
 殷代の殉葬と奴隷制/ 殷の王族と政治の形態/小臣考/胡厚宣氏の商史研究


第5巻 金文と経典     本体定価7,000円(税込7,560円)
 〔金文通釈〕を西周期まで書き終えたところで、列国期までの展望を見据えながら、「甲骨文の世界」の姉妹篇とし
 て執筆された〔金文の世界〕、尚書は 神話から経典化されたものであり、孟子のころに擬古的に装飾されたものであ
 ると論破しながらも、古典中の古典のひとつとして恰好の研究の指標とした 尚書研究ノートを収録。
 金文の世界/尚書札記(書き下ろし)/尚書洛誥解/尚書大誥篇について

第6巻 神話と思想     本体定価8,000円(税込8,640円)
 70年代の初頭に上梓され読書界に衝撃を与えた〔孔子伝〕は孔子を「狂者」を最も愛した敗北者のための思想家であ
 ると、従来の絶対的な孔子像を 打ち砕いた著者の精神史をも投影した会心の書。そして中国の神話と経典の関係を論
 じた雄篇を収録する。  中国の神話/神話と経典/呂刑系統書篇について/楚辞天問小箋/孔子伝/周公旦

第7巻 文化と民俗     本体定価7,000円(税込7,560円)
 日本の古代を考えることは、とりもなおさず東アジアの古代文化圏のなかで自己を考えることであると喝破する著者
 が、その文化圏の原点である中国の古代に ついて、文化・民俗の襞にまでわたって触れようとする野心的な試み。
 中国古代の文化/中国古代の民俗

第8巻 古代の文学     本体定価7,500円(税込8,100円)
 文学ほど、日常的な生活感情に即して広汎な共感をもとに成立する分野はないという思いで作成された古代から明清
 の時代までの大学の講義案を 六朝の陶淵明までにしぼり、一般読者向けに書き下ろされた文学史と、附篇として楚辞
 に関わり、確固たる学問野自由の立場を明確にした批判論文 二篇を収録。 中国古代の文学/屈原の立場/楚辞叢説

第9巻 詩経T     本体定価7,500円(税込8,100円)
 詩篇の発想法を〔万葉集〕との比較研究をも視野に入れながら、民族的な解釈を試みた著者の学位論文と、これらを
 もとに一般読者に向けて、親しみやすい 歌謡として詩経を提供した新書版を収録。 詩経/興の研究

第10巻 詩経U     本体定価8,000円(税込8,640円)
 著者の志業の柱の一つである詩経研究のうち、〔解釈篇〕〔興の研究〕の基礎となる研究の成果がこの通論篇であり、
 詩篇の成立の背景・伝承、詩経研究 の成立・推移、経学としての詩経学の批判を扱った巨冊。 詩経研究通論篇

第11巻 万葉集     本体定価7,500円(税込8,100円)
 中国の古代研究、とりわけ詩経研究のモティーフを懐くなかで、つねにその意識のなかにわが万葉を比較対象として
 いた著者が、本格的に万葉学に踏み込んだ 初期及び後期の万葉論、それに付随して関連の諸篇を収録。
 初期万葉論/後期万葉論/古代歌謡の世界/万葉集と中国思想/中国文学と万葉集

第12巻 雑纂     本体定価7,500円(税込8,100円)
 中国学の入門的な基礎知識である文字学・文献学・研究法の問題点を扱った講義案、台湾の学者との交流を示す中国
 文による寄稿論考、そして「先生 を語ることは、私のほとんど一生を語ることに等しい」といわれる恩師橋本循先生
 を哀惜こもる筆致で描いた追悼文、これまで最もまとまった著者の学問遍歴 を率直に語った文章などを収録。
 中国学研究法/詩経蠡説/西周蠡器断代小記/再論蔑暦/古代文字学之方法/字統の編集について/
 字訓の編集について/字通の編集について/字通に寄せる/学問の思い出
(対談)/蘆北先生遺事/
 私の履歴書/略歴/著作目録

東洋の真実の姿を知るために 白川静

私が研究生活をはじめてから、昨年は丁度五十年になりる。成就するところは多くはないが、この機会に著作集を編集して、後学の方に残したい。
拙い歩みであったが、何かの参考になるかもしれない。そういう思いで、私の大学の卒業者を以って組織する「中國藝文研究會」の諸君に諮り、その強力を得て編集に着手した。
東洋は、蘭学によって紹介された西洋に対置するものとして、当時の蘭学者たちが用いた語である。
「東洋の精神」という語を、佐久間象山も、郷士の先覚である橋本佐内も、西洋の 科学技術に対置して用いた。私が読書をはじめた頃、岡倉覚三の茶の本、前田利謙の宗教的人間、久松真一の東洋的無などに親しんで、東洋の精神の本源と、同じく東アジア的風土 の中で展開してきた、わが国の古代のことを考えたいと思った。
まず詩経と万葉集の比較文学的研究を意図したが、私の生涯は、ほとんどその過程を得ることに終始した。
東洋の真実の姿を知るために、私は中国の神話・文学・思想・経学にわたって、自由な立場からの立論を試みた。またその本源を求めて、甲骨・金文の研究より、古代文字の研究に 至った。文字は、東アジア諸族の文化を連ねる血脈であった。東洋の精神の本源はここにあることを確信して、三部の字書を作った。
この機会に、別に刊行した甲骨金文学論叢・節文新義や金文通釈、また甲骨文集・金文集などに若干の続集を加えて、別途に刊行したいと考えている。 わが国の直面する困難な経済的状況の中で、幸い刊了することができればと願う次第である。

平成十一年三月



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白川静著作集 別巻1期

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白川静著作集 by 平凡社出版販売株式会社

白川静著作集 別巻1期 説文新義 全8巻

書籍 商品NO:BSH-105 本体定価96,000円(税込103,680円)
A5判 上製 ケース入り 各巻本体12,000円(税込12,960円)
白川文字学の体系的総括たる名著
新たな文字資料を付載した修訂復刻版

漢字聖典は2000年もの間、後漢の大学者・許慎の「説文解字」であった。
白川静は徹底的な批判を加え、漢字の体系に根本的な改革を行なった。
本全集は「説文解字」の構成に従った漢字体系の解体と再構成である。

白川静著作集 別巻1期の特色

  @白川文字学の体系的総括たる名著の修訂復刻。
  A文字学研究にとって必ず参照すべき基本文献。
  B新たに篆文・古文・籀文・金文・甲骨文の文字資料を付載。


白川静著作集 別巻1期
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白川静著作集 別巻1期 説文新義 全8巻内容


  第1巻 説文新義1
  第2巻 説文新義2
  第3巻 説文新義3
  第4巻 説文新義4
  第5巻 説文新義5
  第6巻 説文新義6
  第7巻 説文新義7
  第8巻 説文新義8



概要

樸社(阪神間の有志による中国古典愛好者の会)にて、昭和31年以来、月1回21年間にわたって行われた「説文解字」についての講義をまとめたもの。
「説文解字」は、後漢の許慎によって著された最古の漢字字書で、古来、文字学の聖典とされてきた。
『説文新義』は、この「説文解字」の部建てと配列に従い、所要の字約4,000字について、許慎の時代には未発見であった甲骨文・金文資料の研究成果を ふんだんに取りこみ、許慎の説に批判を加えつつ、新たな字説を体系的に示したものである。白川文字学の体系的総括の一を成す名著で、後年の字書 「字統」「字通」の礎になった。
復刊に際し、厳密な校訂を施し、新たな「説文解字」に載る篆文・古文・籀文と甲骨文・金文の文字資料を付載。



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白川静著作集 別巻2期

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白川静著作集 by 平凡社出版販売株式会社

白川静著作集 別巻2期 金文通釈  7巻・9冊/殷文札記  1巻

書籍 商品NO:BSH-106 本体定価120,000円(税込129,600円)

A5判 上製 ケース入り 各巻本体12,000円(税込12,960円)
古代の文字が語りかける驚異!
標目器800余器におよぶ国内外に類をみない金文考釈の金字塔

白川静著作集 別巻2期の特色

  @国内外にいまなお類書を見ぬ金文通釈の金字塔。
  A精緻な考釈・釈文と断代・編年の揺るぎなき体系。
  B新出土紀年銘を踏まえて稿を新たに断代と年暦譜を再考。

概要

金文は青銅器に鋳込まれた文字・銘文のことで、中国古代における青銅器は造形的に優れていると同時に銘文を持つものが多く、当時を知る第一級の史料でもある。
『金文通釈』は、樸社で行われていた金文についての講義を、白鶴美術館誌として発表したもの。
西周時代から春秋戦国時代の主要な青銅器について、それぞれ冒頭に器名・時代・出土・器制などを示し、銘文については適宜分かちながら、従来の諸説や 他の用例も紹介しつつ詳細な考釈を加え、最後に読み下し文を掲げる。復刊にあたり、修訂をほどこし、初版刊行後の出土器のうち年紀のある重要なものを 踏まえて断代と年暦譜を再考した。
『殷文札記』は全編書き下ろし。西周以前の殷代の青銅器群について考察し、それらに記された図像銘を手掛かりに、殷王朝の成立過程とその構造の解明を試みる。


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白川静著作集 別巻2期 金文通釈7巻・9冊/殷文札記1巻の内容


  第1巻 金文通釈1 上  第2巻 金文通釈1 下  第3巻 金文通釈2
  第4巻 金文通釈3 上  第5巻 金文通釈3 下   第6巻 金文通釈4
  第7巻 金文通釈5  第8巻 金文通釈6  第9巻 金文通釈7
  第10巻 殷文札記



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白川静著作集 別巻3期

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白川静著作集 別巻3期 甲骨金文文学論叢 全2巻・3冊

書籍 商品NO:BSH-107 本体定価36,000円(税込38,880円)

A5判 上製 ケース入り 各巻本体12,000円(税込12,960円)
白川文字学・古代学の礎となった初期重要要論文集

白川静著作集 by 平凡社出版販売株式会社
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概要

初出は昭和30年代に著者がみずから鉄筆を握って原紙に一字一字刻んで印刷した油印本(謄写版)。
<史>という字の成り立ちを祝告器としての"サイ(∪に一本線)"字形から説いた「釈史」。<文>という字について冠飾などとする説を退け文身(入れ墨)説を 唱えた「釈文」など、二つの画期的な論文から成る初集にはじまり、"サイ"を含む祝祷詛盟に関する系列字を考察した「載書関係字説」、刑罰に関する<辛>の 系列字を考察した「?辜(ざいこ)関係字説」、古代呪術に関する系列字を考察した「媚蠱(びこ)関係字説」など、古代文字からその背景にある中国古代の 宗教や文化、社会をあぶりだす全十集から成る。著者のその後の学問全体を方向づけた重要な論集である。
復刊による活字化に際し、卜辞・金文資料には訓読を付し、文献資料の引用もすべて読み下しにした改稿新版。


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白川静著作集 別巻3期 甲骨金文文学論叢 全2巻・3冊の内容


  第1巻 甲骨金文文学論叢 上
  第2巻 甲骨金文文学論叢 下1
  第3巻 甲骨金文文学論叢 下2



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