“いざなぎ流”は、その在りかたにおいても、内容においても謎が多く平成の現代にあって、それはまるで“生きた化石”のような存在である。
昭和55年には国の重要無形民俗文化財に指定され、多くの研究者の研究書物もあるが、解明という域には達していない。
そうした中で、平成11年3月 いざなぎ流の最後の大祭であろうと言われる“日月祭”が四日間に渡り執り行われた。
伝承されている地域の集落の消滅と共に“いざなぎ流”も消滅する運命にあり
この祭りが最後の祭りである。この映像は、その祭りの模様とその地域を紹介するものである。
制作者は日月祭の祭りが執り行われた市宇地区で生まれ育った地元出身者であり、地元者の目を通した作品です。
消滅 ～いざなぎ流とそのふる里～ 全3巻 収録内容
DISC-1
◆オープニング ◆香美市物部町の概要
◆いざなぎ流の概要
▶一日目（平成11年3月3日収録）
●取り分け儀礼
●いざなぎ流の世界観
●みてぐらの鎮め
●昔（昭和20～30年）の市宇集落
▶二日目（平成11年3月2日収録）
●いざなぎ流ご幣 ●祭りの準備
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▶三日目（平成11年3月3日収録）
●大山の神・祭りの飾り付け ●村公神・祭りの飾り付け ●氏神・祭りの飾り付け
●湯立て、湯神楽
DISC-2
●カンシ（祝いの席） ●大山の神祭り ●村公神の祭り ●氏神の祭り ●水神と釜
●札神楽（氏神） ●本神楽（氏神） ●市宇の歴史 ●学校と通学路 ●山林火災
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DISC-3
▶四日目（平成11年3月4日収録）
●日月祭三階棚
●三階棚の飾り付け
●お供え ●湯立て 湯神楽
●カンシ（祝いの席） ●札神楽
●一般参拝 ●祝いの餅投げ
●本神楽 ●月の出
◆エンディング
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